毎年勢いを増してやってくる台風。
西日本へ9号、10号が連続でやってきて、これから発生する台風の情報もかなり気になりますよね。
できることなら早く台風の情報や進路を知って
できる限りの対策をとりたいところです。
そこでここでは
- 台風12号のたまご発生情報
- 台風12号の進路予想
- 米軍の合同台風警報センター・ヨーロッパ中期予報センターの最新情報
など
台風12号の発生やそれに関しての情報をまとめてご紹介していきます。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
スポンサーリンク
【2020】台風12号(ドルフィン)温帯低気圧への変化
2020年の台風12号(ドルフィン)は
9月24日15時、温帯低気圧になりました。
気象庁の最後に発表した情報はこちらです
引用元:気象庁台風ページ
存在地域 | 関東の東 |
進行方向、速さ | 北東 ゆっくり |
中心気圧 | 992hPa |
【2020】台風12号(ドルフィン)の進路結果と今後
引用元:気象庁台風ページ
台風発生の22日、23日の予想の画像です。
今回はかなり一晩で進路が変わりましたね。
25日に温帯低気圧へと言われていましたが、実際は半日ほど早く24日15時でした。
温帯低気圧へは変わりましたが、台風が崩れた分
広範囲に渡って強い風が吹く予報が出ています。
引用元:ウェザーニュース
また、雨雲も発達しやすくなってるので25日は岩手県沿岸部は強い雨にも十分に警戒してください!
こちらで風の動きや、雨などをリアルタイムで見ることができるのでチェックしてみてくださいね。
引用元:Windy
下のバーで時間や日付を変更できます。右上のマークから雨や雷の予報も見れますよ
スポンサーリンク
【2020】台風12号(ドルフィン)のたまご発生から台風まで
9月20日発生の台風12号(ドルフィン)のたまご画像はこちらです。
引用元:JTWC
9月20日午前2時黄色◯で表示された台風になるかもしれないたまごのたまごです。
9月21日午前2時TS14Wとなり台風の表示になっています。
21日の12時頃に台風12号として”DOLPHIN”の名前が付きました。
◯の色ごとの見方はこちらです。
- 黄色丸→24時間以内の発達は考えづらい
- オレンジ丸→発達しても24時間以上かかる
- 赤丸→24時間以内に発達します
- 赤矢印→TD:熱帯低気圧・TS/TY:台風
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
【2020】台風12号(ドルフィン)の最新進路画像まとめ
次に台風の進路野についてまとめてみました。
気象庁発表の台風12号進路
9月21日9時熱帯低気圧aとして日本気象庁の台風情報ページで発表されましたが
21日12時に台風12号(ドルフィン)となりました。
引用元:気象庁台風ページ
進行方向、速さ | 北東 15km/h(8kt) |
中心気圧 | 985hPa |
中心付近の最大風速 | 25m/s(50kt) |
最大瞬間風速 | 35m/s(70kt) |
24日の発表では台風12号は北東へ向かって進んでいます。
日本からは少しずつ離れながら進んでますね。
25日の夜には温帯低気圧になるとみられていますが、秋雨前線を巻き込みながら行くので雨に注意が必要です。
ウェザーニュースの変化はこちら
【台風12号情報】
9月24日(木)5時現在、台風12号は関東の南東沖を進んでいます。台風が離れても風の強い状態が長く続くため注意してください。冷たい風が吹きつけるため、各地とも気温が低い状態となります。
また西日本では次の低気圧が発生して、強い雨の降る所があります。https://t.co/VuPnYcfcEQ pic.twitter.com/zv1icmTCdK— ウェザーニュース (@wni_jp) September 23, 2020
【台風12号】進路をやや東へ
これまでよりもやや東寄りに進む予想に変わってきました。
24日(木)には関東の南岸を北東に進み、25日(金)早朝にかけて最接近する見込みです。
秋雨前線の影響も加わり、関東や東北太平洋側では大雨に警戒をしてください。https://t.co/RAsRVPt682 pic.twitter.com/6o7ZLp3z8U— ウェザーニュース (@wni_jp) September 22, 2020
【台風12号情報】連休明けは台風12号と秋雨前線が北上し、西日本や東日本の太平洋側では300mm以上の大雨のおそれがあります。台風と秋雨前線は典型的な秋の大雨パターンで、警戒が必要です。https://t.co/mnFdILrV5M pic.twitter.com/LpHFk7jHYQ
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 21, 2020
2019年の台風19号は関東接近時940hPa 〜ととても強い勢力でしたが
今回はそれに比べれば弱くはなりそうです。
ただ今回は雨の心配が大きいので情報をしっかりチェックして準備しましょう。
最新情報が出たら更新していきます。
リアルタイム表示のWindy
こちらは風の動きなどをリアルタイムで見ることができるWindyです。
こちらで見ると赤〜オレンジの風の渦が台風です。
下のバーで時間を進めていくと風も雨もちょっと日本を避けてくれますね。
25日あたりから崩れるように見えますが、かなり広範囲に強い風が広がります。
右上のマークから雨の映像も見られますが
24日辺りから関東付近に強い雨と風が来ることになりそうです。
Windyはアメリカやヨーロッパ、スイスなどの気象予報を専門に扱う機関が公表したデータをもとに作られていて
先10日間の天気を見ることができます。
風の動きを見ることができるので、台風の風の渦が確認でき、範囲や影響もわかりやすいです。
スポンサーリンク
米軍合同台風警報センター・ヨーロッパ中期予報センターの最新情報
台風の情報は、アメリカの米軍合同台風警戒センター(JTWC)とヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)も出しています。
そちら2つの台風12号のたまごに関する最新情報をご紹介しますね。
アメリカ米軍の合同台風警戒センター(JTWC)
アメリカの米軍の合同台風警戒センター(JTWC)は
一番早く台風のたまごが確認できます。
引用元:JWCT
↑こんな画面ですね。
引用元:JWCT
現在は台風12号が「TS14W ”DOLPHIN”」として表示されています。
最新の進路画像はこちら
こちらも上陸はしてないようですが、日本の予報よりかなり近くを通るように見えますね。
かなり広い範囲が影響範囲に入ってますね。
アメリカは台風のたまごの表示は早いですが、そのまま台風にならず消えてしまうこともよくあります。
しかしより早く情報が得られることはとても助かりますよね!
台風12号だけでなく、いくつか同時に台風のたまごが発生することもあります。
こちらでも台風12号のたまごが発生したら更新していきますのでチェックしてくださいね。
ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)
アメリカの次に台風情報が早いと思われるヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)の情報です。
9月22日 |
![]() |
9月23日 |
![]() |
9月24日 |
![]() |
9月25日 |
![]() |
9月26日 |
![]() |
引用元:ヨーロッパ中期予報センター
スーパーコンピュータによる予報で「世界一の数値予報精度」と言われていますが
10日間の予報が出るので日付が先になるほど精度は下がります。
予想天気図なので、台風12号の様子も24時間ごとの表示になりますが
こちらでもやはり本州を通る予報になっています。
また新しい情報があったら更新していきます。
台風をたまごの状態でいち早く見るには
アメリカ米軍の合同台風警報センター(JTWC)が一番情報が早いと言われています。
実際に日本で「台風のたまご」と言われるのは熱帯低気圧になってからなので
米軍JTWCの表示では赤丸〜赤矢印になってからになります。
でも近ごろは熱帯低気圧になってから台風になって上陸するまでの時間もどんどん短くなってきていますので
こちらでは黄色◯が発生した地点から追って紹介していきます!
台風の定義と海水温の現在は?
そもそも台風とは
北西太平洋または南シナ海にある低気圧で
最大風速(10分間平均の風速)が17m/s以上になると「台風」と呼びます。
アメリカと日本では最大風速や熱帯低気圧の位置など、基準が少し違うので
台風として認識されるタイミングが違ったりします。
なのでアメリカが「台風」と認定した番号と日本が台風◯号とした番号が違ったりしますね。
9月10日に発生・発達した熱帯低気圧にTD12W
9月16日に台風になった熱帯低気圧をTD13W
となったので、次の台風のたまごが台風として発達(もしくは発達する見込み)になると
日本では台風12号、アメリカでは14番目、となります。
2018年・2019年は9月に6個の台風が発生していますし
2020年は海面温度も平均より高く27〜30℃となっています。
低気圧は海面水温が26.5℃以上だと台風に発達しやすいです。
引用元:気象庁ホームページ海面水温画像
一番茶色いところが30℃、1℃ずつ薄くなっていきます。
広い範囲で26.5℃以上は超えているので
9月中に台風が発生する可能性は高いと言えます。
たまごが発生したからと言ってすぐに台風に発達するとは限りません。
日常的に災害準備などが少しずつできると少しは安心ですね。
台風12号のたまごの情報についても追って更新していきます。
スポンサーリンク
【2020】台風12号(ドルフィン)の進路予想は?
これから台風が発生した場合、進路はどこへ向かうのか気になりますよね。
2020年の台風月別の進路傾向をWeathernewsが発表しています。
引用元:ウェザーニュース
9月の進路傾向は日本の西側から縦断するような予想ですね。
秋頃は特に本州や北海道あたりも警戒をしておく必要があります。
また、秋の台風は上空に偏西風が強く吹いているため加速して短期間で上陸する上
台風の右側が影響を受け特に風が強くなります。
出典:ウェザーニュース
最新の気象庁台風進路を見ると、まさにこの動きになっていますね。
引用元:気象庁台風ページ
過去に来た台風に見られるように、9・10月に来る台風は大きな被害をもたらすことが多いです。
今回は風より雨のほうが危険ではないかと思われます。
まだ台風が発生する可能性は高いので早めの台風準備と対策が求められますね。
2019年は台風により千葉県など関東でも多大な被害をだしました。
もし台風が来る予想が出たら、雨・風・水に最大限の警戒と準備
そして無駄になるかもしれなくても早めの避難を心がけましょう。
台風の進路が近いならこちらの記事もぜひごらんください。

台風11号の進路や情報はこちらに載せています。
気になる方はチェックしていってくださいね。
スポンサーリンク
まとめ
今回は台風12号の発生や進路などの最新情報についてご紹介してきました。
9月21日、台風12号が発生しました。
四国〜関西、関東や東北太平洋沿いに強い風と雨を連れて移動する予定ですので注意しましょう。
他にも直前になると欲しい物が手に入らなかったりするので
事前に準備できることは少しずつでも準備しておきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございました。
コメント