毎年日本列島を何度も通り被害を与える台風。
2023年は4月の時点ですでに台風が発生しました。
2023年も台風シーズンがどうなっていくのか気になりますよね。
そこでここでは
- 台風3号の発生は?
- 台風3号のたまごはいつできる?
- 台風3号の進路予想は?
- 2023年の台風予想は出てる?
など、台風のたまごや進路に関して一番発表が早いと言われるアメリカや、ヨーロッパの予想も含めて
気になる部分を全部まとめてご紹介します。
ぜひ最後まで読んでいってくださいね。
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【2023】台風3号(グチョル)のたまご発生と進路予想は?
まずは台風3号の発生と進路予想についてです。
台風3号のたまごはある?
6月3日、台風3号(グチョル)のたまごが発生しています。
引用元:JWCT
現在、台風2号と、台風3号のたまごとなる98W が表示されています。
いまのところまだ発達の予報は出ていません。
2022年は台風1号が4月に発生しました。
現在、日本周辺の海面温度は低いですが、台湾沖では海面温度が高くなってきているので、台風が発生する可能性は上がってきていると言えます。
米軍JTWCの台風表示の◯の色ごとの見方はこちらです。
- 黄色丸→24時間以内の発達は考えづらい
- オレンジ丸→発達しても24時間以上かかる
- 赤丸→24時間以内に発達します
- 赤矢印→TD:熱帯低気圧・TS/TY:台風
- 水色丸は熱帯低気圧と温帯低気圧の中間的な性質
実際に日本で「台風のたまご」と言われるのは熱帯低気圧になってからなので
米軍JTWCの表示では赤丸〜赤矢印になってからになります。
でも近ごろは熱帯低気圧になってから台風になって上陸するまでの時間もどんどん短くなってきていますので
あえて黄色◯が発生した地点から追って紹介していきます!
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【2023】気象庁の台風3号「グチョル」の情報は?
こちらは気象庁の台風情報です。
引用元:気象庁
現在、台風2号の進路が表示されています。
台風のたまごである熱帯低気圧が発生すると表示されますが、今のところはありません。
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【2023】台風3号「グチョル」の進路予想と発生数は?
台風3号「グチョル」が発生すると、進路はどこへ向かうのか気になりますよね。
しかし、春頃に発生する台風は日本へ上陸することはほぼありません。
台風の発生数は?
こちらは2022年、2021年の台風発生数です。
年 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年間 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2022 | 2 | 2 | 2 | 5 | 7 | 5 | 1 | 1 | 25 | ||||
2021 | 1 | 1 | 1 | 2 | 3 | 4 | 4 | 4 | 1 | 1 | 22 |
引用元:気象庁
2023年は4月に1つ、5月に1つ発生しました。
6月中には3号も発生する可能性が高いです。
2023年は8月頃から上陸する台風が増えると見られています。
天気をわかりやすく可視化できるWindy
こちらはリアルタイムと先10日間の天気を動きで見られるWindyです。
引用元:Windy
Windyはアメリカやヨーロッパ、スイスなどの気象予報を専門に扱う機関が公表したデータをもとにつくられています。
風の動きを見ることができるので、台風の風の渦が確認でき、範囲や影響もわかりやすいです。
台風が発生するとこんな感じです↓。
たまごが発生したときは下の時間バーを進めてみると10日間の予想天気が動きでわかります。
予想なので100%ではないですが、雨や風の様子が見やすいのでおすすめです。
是非チェックしてみてください。
台風の定義と発生について
そもそも台風とは
北西太平洋または南シナ海にある低気圧で
最大風速(10分間平均の風速)が17m/s以上になると「台風」と呼びます。
アメリカと日本では最大風速や熱帯低気圧の位置など、基準が少し違うので
台風として認識されるタイミングが違ったりします。
なのでアメリカが「台風」と認定した番号と日本が台風◯号とした番号が違ったりしますね。
また、台風は海面水温が26.5度以上で発生、海面水温が高いほど発達しながら進むと言われています。
現在の水温はこちら。
⚫3月21日の日本周辺海域の海面水温
⚫4月2日の日本周辺海域の海面水温
引用元:気象庁サイト
日本周辺はまだ海面温度は低いですが、3月に比べると下の方に27度と表示されていて温度が上がってきていることがわかります。
⚫6月29日の日本周辺海域の海面水温
引用元:気象庁サイト
こちらは2022年6月の画像です。
気温が上がってくるとこちらのように赤やピンクの部分が増えてきます。
まとめ
6月3日、台風3号のたまごが発生しています。
台風の勢いは年々強くなり、毎年台風によって大きな被害が出ています。
台風は数少ない予報が出る災害です。
できるだけ早く情報をあつめて早めの対策を取るようにしましょう。
また、起きてから動く、ではなく起きる前から常に災害の準備をしておくことも重要です。
家に備蓄をためておいたり、ハザードマップをチェックして、いざという時に備えておきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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