最近ではすっかり日本でも定着してきた「ブラックフライデー」
でも、なんだかいつの間にか始まってどこもかしこもやるようになりましたよね。
あれって一体いつから始まったんでしょう?
そんな素朴な疑問をQ&A形式で簡単にご説明します!
Q.ブラックフライデーは日本でいつから始まった?
日本でブラックフライデー本格的に広まったのは、2016年にイオンがブラックフライデーセールを実施したのがきっかけです。
実はそれ以前にもブラックフライデーをやっているところはありました。
例えば、おもちゃ屋さんのトイザらスでは、イオンより早い2014年から毎年ブラックフライデーセールを行っていましたが、そんなに広まってはいなかったんですよね。
私もその頃は、クリスマスには早い変な時期にできる行列に『何だあの列…』と思ってる程度でした。
やはりイオンが大々的にTVCMなどで告知したことが大きな転機だったと言えます。
その後、他のショッピングモールや小売店、通販サイトも開催するようになり、楽天市場でも2017年から、Amazonも2019年から日本でブラックフライデーセールを開催し始めました。
本格的に始まってまだ5〜6年の割には、かなり定着してきましたね。
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Q.ブラックフライデーの発祥地は?
ブラックフライデーの発祥はアメリカで、アメリカの感謝祭(11月の最後、第4木曜日)の次の日を指します。
アメリカでは感謝祭の日、家族や親戚と集まりごちそうを食べ、家族との時間を過ごし家族に感謝する日。
日本でいうお正月やお盆のような感じですね。
感謝祭が終わると、今度はクリスマスと年末に向けた大規模なセールが各地で開催され、多くの店が週末から次の月曜日、サイバーマンデーのセールで締めくくります。
日本で言う初売りに似てますね。そりゃみんな買い物にいくわけです。
アメリカにおけるクリスマスシーズンの始まりでもあり、そこからクリスマスまで続く長いホリデーシーズン、その初日が感謝祭の翌日、「ブラックフライデー」なわけですね。
Q.ブラックフライデーの名前の由来は?
「ブラックフライデー」が初めて使われたのは、1869年、金の価格が暴落、株式市場が崩壊した日で、今使われてるブラックフライデーとは特に関係ない言葉でした。
始まりとして一番近いものだと、1951年に「Factory Management and Maintenance」誌が、感謝祭の翌日の金曜日を休んで祝日を延長しようとする習慣を「ブラックフライデー」と記事で紹介。
まあ、気持ちはわかりますね。連休は長いほうが嬉しいw
その後1950年〜60年代フィラデルフィア州、市内の警察官が、感謝祭の翌日をブラックフライデーと言って、「警察官にとって(買い物客でごった返すため、治安を守る)多忙な一日」という由来で使われていました。
でも小売店からするとそのネガティブイメージは結構迷惑。
なんとかイメージを良くしたい!と、1961年からすでにイメージを変えようと努力していたそうです。
その結果、今の「黒字になる金曜日」のポジティブイメージが定着しました。
ブラックフライデーで買い物を楽しもう!
もともとはアメリカの感謝祭翌日の「ブラックフライデー」。
今となっては「黒字になる金曜日」として毎年人気のイベントになりつつあります。
消費者としてもやっぱりセールは楽しいですよね。
今年も各所でセールが行われると思われますので、ぜひオトクな一品をねらってみてください!
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